コンテンツ CONTENT

営業
時間
午前 09:00~12:00
午後 12:00~15:00
定休
木曜日・日曜日・祝日
最寄
「木太東口駅」より徒歩約8分

あらゆる病気は身体の酸化から

~だれもが自分らしく、最後まで人生を全うするために~

病気は”身体の酸化から”

と表現しましたがそれは細胞の酸化つまり老化です。

人間は同じ時間を過ごしながら、老化して個々のタイミングで亡くなります。その過程で”病気”は時にそのタイミングを左右するような大きな選択を迫られることもあります。わたしも含めて元気な時には無理ができたことも、今40歳を目前に様々な不具合を大なり小なり感じています。病気は急にやってくるのではなく、生まれつきの場合もありますが、日々の日常生活のなかにあります。

現在の私たちの生活習慣からくる病気として、統計的に出ている日本人の死因の上位を占める3つの疾患のことを三大疾病と言われています。三大疾病いう言葉自体は一般的になってきているのでご存じの方が多いかと思いますが、具体的には「・ガン・心疾患・脳卒中などの脳血管疾患」の3つが挙げられます。

がん

正常な細胞の遺伝子が傷ついてできた異常な細胞が、無秩序に増え続けて発生する病気です。 「悪性腫瘍」とも呼ばれることがありますが、まず「腫瘍」とは細胞のかたまりのことです。 正常な細胞は、体や周囲の状態に応じて、増えたり、増えることをやめたりします。

心疾患

心臓に何らかの障害が起き、それにより血液の循環不全によって引き起こされる病気を心疾患といいます。脈の乱れを起こす病気(不整脈)や先天性の心臓病,心筋や心膜の病気などさまざまなものがあります。 その中で生活習慣が原因のものが虚血性心疾患です。 虚血性心疾患は,冠状動脈が動脈硬化のために細くなってしまい,心臓を動かしている心筋に酸素や栄養が十分に行き渡らなくなることが原因です。

脳血管疾患

脳の血管のトラブルによって、脳細胞が破壊される病気の総称です。 おもな脳血管疾患には「出血性脳血管疾患」と「虚血性脳血管疾患」の2つのタイプがあり、これらは「脳卒中」とも呼ばれています。

私たちの生活習慣から、身体の中に疾患が出る際にどのようにして生まれるのかもう少し具体的に見ていきましょう。

過食傾向

過食傾向
病気の原因として体毒、つまり添加物や老廃物などの有害物質が日常生活の中で体内にため込んで起こっています。老廃物は細胞が酸化し死んでしまっているものなどが含まれ、自分の身体の排出機能が出しきれず、どんどん蓄積しているイメージです。

その体毒を身体の外に出す排出機能として、発汗、皮膚呼吸、呼吸、排便があります。
その排出機能でなぜ出せないのかというところに、現代の生活習慣や持っている概念が関わってきます。

まずは栄養過多。1日三食必ず同じ時間にとることや、日本食ではないものの食の多様化によって日本人の腸にあっていない消化に負担のかかる食生活、朝はパン、乳製品は良いなどなど、健康だよね?いいことだよね?と漠然と思っているものでも、知らずのうちに体にとっては負担になるものをたくさん取り込んでいます。豆乳が体に良いからと言ってとりすぎるのも過剰になります。

またダイエットなども低年齢化しており、健康の為の身体づくりではなく、子ども時代に偏ったダイエットしてしまうのも、成長期にとって健全に身体の土台をつくることができていない事で、その後の人生にも大きく影響を与えます。
容姿の美しさの均一化も同調性の強い日本人ならではの概念として入り潜在的に疑問も持たずに入っています。

そんな概念と同時に欲求を掻き立てる、デザートなどのご褒美に甘いもの、スタバ、映えなどなど、飽食の中で、生きるために必要であるエネルギー捕食ではない、心理的動機による過食もまた一つの要因です。
仕事が疲れた、学校が疲れた、子育てが疲れた、介護が疲れた、人間関係が面倒だ、、、などなど日々溜まるストレスも、過食を促す材料になっています。

過剰な栄養が排出できずに血管に溜まったものをアテローム血栓性脳梗塞とも言われますが、これは動脈硬化につながるので、三大疾病では脳血管疾患に当たります。
イメージしていただけると分かりやすいかと思いますが血液がどろどろの状態です。
これは、過食からのドロドロもありますし、水分(カフェインなどを含まないシンプルな水です)をとっていない人も起きやすいです。また、カフェインは排出を促すので飲んだ量と同じくらい水が必要と言われたりもします。

また皮膚で老廃物が溜まるとアテローム粉瘤という、老廃物をためる袋ができ腫瘍ができたりします。ニキビのようなものですが、袋ができてしまえば自然に消滅することはないといわれています(小さくはなります。)ので、大きくなる前に切除する方も多いそうです。

このように、身体自身は入ってくるものに関わらず、日々自分をどうにか動かすために老廃物などを出したり、苦肉の策で溜めたりしながら、脳が考えたものを実行するために運転しています。
病気はこの身体の声がもう聞こえなくなるほどになって、はじめて病気という形で本人にサインを出しているのかもしれないですね。

酸化の仕組み

酸化の仕組み
まずからだが酸化するとは、フリーラジカル・活性酸素によって電子を奪われて、細胞が不安定になることです。酸化により体内のたんぱく質や脂肪などの細胞が変性し破壊されることで、老化が促進されます。
肺呼吸により酸化するイメージはつかめるでしょうか。

細胞呼吸または内呼吸(ないこきゅう)は、生物における呼吸の一過程で、酸素や栄養素からアデノシン三リン酸(ATP)として化学エネルギーを取り出し、老廃物を排出する生物の各細胞で起こる一連の代謝反応のことをさします。
人間などが肺などで行う呼吸(外呼吸)とは区別されます。呼吸に関わる反応は異化反応であり、酸素のような高エネルギーの結合を解離させて生成物の安定な結合に置き換え、エネルギーに変えます。細胞呼吸は一連の生化学的な反応から成っており、細胞からの化学エネルギーの放出によって細胞の活動を促進する体内における重要な反応の1つとなっています。
細胞呼吸は燃焼反応の1つであるが、エネルギーがゆっくりと放出されるために生体内の他の燃焼反応とは明確に異なる反応となっています。また、糖やアミノ酸、脂肪酸などの栄養素からも化学エネルギーが生産されます。細胞が使用するエネルギーはリン酸基とATP分子の他の部分との結合が切れて、より安定なアデノシン二リン酸(ADP)が形成されることで放出されます。放出されたエネルギーは生合成、運動、細胞膜を介した分子輸送などに使われ、狭義には好気呼吸(こうきこきゅう)、酸素呼吸など酸素を用いる呼吸となります。

酸素は地球誕生時の大気には今より少ない濃度しか存在していなかった。しかし、植物のような光合成を行うものが出現したことで大気には徐々に酸素が蓄積されました。

本来、酸素は強い酸化力をもった毒性の強い気体です。しかし、一部の生物は酸素を利用した酸化過程を通じて大きなエネルギーを利用できるようになりました。現在、酸素を利用した代謝のできる生物は細胞内のミトコンドリアにより炭水化物を酸化し、最終産物として二酸化炭素 (CO2) と水を排出します。青酸(シアン化水素酸)はミトコンドリアの電子伝達系を阻害するため、好気的な生物にとって猛毒になります。

細胞呼吸の代謝は呼吸代謝には大きく分けて以下の3つの代謝が関わります。
糖類はこれらの代謝系によって二酸化炭素 (CO2) および水にまで分解され、その過程で「ATP」が生産されます。
①解糖系
細胞質基質で行われる酸素を使わない糖の酸化過程。
②クエン酸回路
ピルビン酸などから変換されたアセチルCoAを二酸化炭素に分解する酸化過程。
真核生物ではミトコンドリア基質で、原核生物では細胞膜近辺で行われる。
③酸化的リン酸化
NADHなどの水素受容体を酸化し、酸素に電子を伝えて水を生成する過程を電子伝達系と呼ぶ(光合成の電子伝達系と区別するため、呼吸鎖とも呼ばれる)。それと共役してATP合成酵素によりATPが生成する。

真核生物ではミトコンドリア内膜で、原核生物では細胞膜で行われます。高校の生物では「酸化的リン酸化」という言葉を用いず、呼吸鎖とATP合成酵素反応全体を含めて「電子伝達系」と呼ばれます。
なお、脂肪酸などの有機酸の酸化においては、解糖系の代わりにβ酸化(大部分の反応がミトコンドリア基質で行われる)がかかわります。(Wikipedia参照)

酸素は細胞を酸化させる毒ではありますが、私たちの身体はそれをミトコンドリアの働きによって分解し体にエネルギーを生み出しています。そして活動する為に必要な酸素を取り込み、酸化物などの老廃物や二酸化炭素、水を出しながら、酸化を繰り返して老化していきます。

今の自分の身体の状態は?

今の自分の身体の状態は?
このように成長と同時に酸化し老化していく過程の中にいる私たちは、それぞれどのような状態にいるのでしょうか?三大疾病になった状態なのか、少し疲れた状態なのか、早急に対処する必要のある状態なのか、未病だけれどもう予備軍としてある状態なのか、、
自分で自分の身体の声に気づくツールとして活用していただけると嬉しいです。

本日来てくださったご新規のお客様も、いつも通ってくださるお客さまも、「なんでこんなところがこんなにも痛いのか」と叫んだり、「来たくなかったけど来たよ(笑)」と嫌々来られています。(お客様はご自分で予約されています)そしてなんとも表現しづらいですが、それぞれのスッキリや何かの身体の変化を感じたことでリピートしてくださっているのかと感じております。
私自身も痛いところはあるのでほんとによくぞ来てくださっているな~と心から感謝しています。

ご無理のないように、どうぞ自分の身体の状態をチェックしてみてくださいね♪